「上ル」が始まります。

今回の陶展、見所のご案内をさせて頂きます。

会場のSolは京都の伝統的な町家の建物、

台所は現在でも竈「おくどさん」が見る事が出来る貴重なカフェです。

そんな素敵な会場Solにちなんだ作品を作りました。
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まずお茶碗が新作になります。

小振りで軽さが特徴のお茶碗です。

高台を四角にした事でつかむ事が出来るので、

軽くて手に持っても安定、お子様や握力の弱い方でも使って頂きたいです。

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よく「子供が居るから…」と購入を断念なさる方もいらっしゃいますが、

僕は子供さんに使って頂いて万が一、割ってしまっても、

「器は割れる」と知れるチャンスを生かしてほしいと思っています。

それをきっかけに大切に使う心が芽生えると考えるのはいかがでしょうか。

そしてもう一つは大黒天、台所の神様です。
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Solに似合いそうな面白いもの、と考えて作りました。

ずいぶん昔に骨董市で買っておいた干菓子の型を使っています。

4、5年前かな…凄く出来が良い型で、いつか使えると購入。

五穀豊穣、農業や食物、台所の神様なんです、

今回の「上ル」=「召し上がる」にぴったりの大黒様。

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またお顔も和やかで優しい気分になれると思います。

そんな食にまつわる空間で、

お茶をしながら、お食事をしながら、

今回の個展、たくさんの方に楽しんで頂ければ幸いです。

11月23日勤労感謝の日〜27日日曜日まで、

会場は京都市中京区二条油小路町270−1

京都Sol石井啓一陶展「上ル」でお会いしましょう。

プリント
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よろしくお願いいたします。

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