Archive for 11 月, 2010

遠いのですが…オススメ骨董市

月曜日, 11 月 29th, 2010

高幡不動尊のござれ市(骨董市)オススメです!

って何故日野市?千葉の陶芸教室の主催者が?
遠いでしょ?とい疑問は残りますが…
行ったのは秋深くなってきた11月の日曜日。

境内裏手は山になっていて、
見事な紅葉も見られました。
しかしそれよりも何よりも骨董市。
僕は都内では富岡八幡様の骨董市が一番だと思っていましたが、
もしかしたら高幡不動尊が一番かも。。

都内のしかも西側のお客様が多い様なので、
少し内容がお洒落な気がします(?)
ただし流行のものが多いみたいで値段はお高い気がします。
しかしお客さんとのコミュニケーションも上手な店主が多かったのも特徴。
きっと初心者にはぴったりな市かもです。
僕は今回、お醤油の絞り袋と鉄の吹いごとタイの古布を購入。
どれもお気に入りに。教室に飾ってありますよ。
ぜひ機会があれば行ってみて下さい〜

十二月の教室

金曜日, 11 月 26th, 2010

暖房が欠かせない季節になりましたね。
アトリエではダルマストーブが活躍していますが、難点は暖まり過ぎてしまう事。
ダルマストーブって学校の教室でも使ってましたもんね。
1台で教室ポッカポカ暖まってたんだから、火力の強さは文部省のお墨付き(?)
さて12月の教室は
12/7日〜25日です(日曜月曜を除く)
上記の日程で体験教室や見学などのご対応出来ますのでお時間が合えば、前日までにお問い合わせの上、ぜひお越しください。
なおご連絡が当日ですと、ご対応出来ない場合もございますのでご了承ください。
暖まり過ぎたときは、換気もかねて一気に窓を開けます。
そうすると、冷たい風がビューーーっと入ってきて、
部屋の空気も、ちょっと寒さに縮こまってた心もパッと新しく入れ替わります。
忙しい12月ですが、ぜひ気持ちのリセットもかねて教室に遊びにいらしてください。

九州の旅で知りました 後半

土曜日, 11 月 13th, 2010

小鹿田(オンタ)の里に行ってきました。

大分県日田市の山間に10件ほどある小さな焼き物だけの集落です。

江戸時代からの焼き物の産地ですが、一子相伝親から子へ〜
弟子を一切取らなかった事によって、江戸時代の伝統的製法が今に残る貴重な焼き物です。

これは唐臼といって水の力を使って、山から取ってきた陶土を砕く原始的な製法です。

これは小鹿田の登り窯、李朝系といわれていて先人は朝鮮からの先祖を持つ陶工だったことが伺えます。

とくに販売所があるわけでもなく、軒先でぶっきらぼうに売られている作品は、

今の、現代の作品にもかかわらず、なんだか骨董品を見ている様な錯覚に落ちる、すごく素朴でシンプルな形。

各地に伝統にあぐらをかいて、廃れてしまった窯もあるのでしょうが、
ここ小鹿田に限っては、先祖が教えてくれた器を、形を、信じ守って、さらにデザインの強さが増しています。

僕の経歴、作品には残念ながら伝統はありません、
しかし小鹿田の里で江戸時代から伝わる作陶風景を見ながら、
ここは、あそこは!僕の作り方と一緒だ!と思った瞬間もいくつもありました。

窯元でもなく、産地でも無い関東の、千葉の僕にも江戸時代、もしくはもっと昔からの日本の陶芸の作り方が伝わっていました。

陶芸という大きな歴史の末端ですが、
ちゃんと流れの中に僕がいると知れた良い旅になりました。

九州の旅で知りました

月曜日, 11 月 8th, 2010

グループ展も一段落、時間が出来た隙に…

九州の福岡に行ってきました。(写真は博多の水炊き、美味しかった…)
以前から窯元の多数点在する九州地区は行ってみたいと思っていたのですが…
僕が思っていた以上に素晴らしい歴史と文化の国でした。
博多のホテルに滞在、初日の夜は博多グルメを満喫。
2日目にレンタカーを使って、まずはうきは市に。

有名な筑後川の流れるうきは市吉井町の四月の魚という骨董屋さんがお目当て。

僕は骨董好きですが、古いものを使うために買います。
しかしここは、もちろん使えるものもありますが…
「使いに使った道具が最後に見せてくれる美しい形」とでも言いましょうか…が並んでます。
写真は撮りませんでした、ぜひうきは市吉井町の素敵な骨董屋さんに行ってみて下さい。

四月の魚に行きたいばっかりに、
その、うきは市吉井町がどんな所かも知らずに…
なんと!西の倉敷とたたえられる白壁土蔵作りの綺麗な町並みがいまでも保存されている素敵な街でした。

こんなのは千葉に無い!関東にいてはみられない圧巻な町並み。必見です。
そしてそして、大分県日田市に向かう途中、あまりにも美しくって撮ってしまった田んぼ、棚田。

ただの畦とは思えない、城の石垣かと思うくらい大事に作られた田んぼ。

これも関東ではまず歴史が浅くてあまりここまでのものは見れないけれど、
ずっとずーっと昔の人は、田んぼをお家のごとく大切に作ってきたのがわかります。
思いもしない風景だったので、何度も車を止めて撮影。

小鹿田の窯元行くまでに、もうこんなに感動しまくりで、
二泊三日は短かったかな?と後悔し始めた、
まだ2日目の昼でした。
次回、窯元探訪に続きます。

暮らしのうつわ暮らしのリネン展終了

火曜日, 11 月 2nd, 2010

二週間にわたって展開した三人展が終了しました。
なにより皆様が楽しみにしていてくれて、
会場に足を運んでくれた事に感謝しています。
そして会場を貸してくれたギャラリー丸美京屋さん、ありがとうございました。
みなさんが素敵な空間だと言ってくれて、
立ち上げに参加した僕もなんだか嬉しくなってしまいましたよ。

そして大事にして行きたい三人展の仲間達、
古賀菜保子さん直井真奈美さん小林真弓さん中島ひろみさん。
どのかたも素晴らしい個性があって、
もともと大好きで声をかけさせて頂いたのですが、
みんなの会場での立ち振る舞いや、
作品への思い入れ、扱い、しつらえを見ているうちに、
ますます大好きになってしまいました。
「またこの仲間が集まる企画をやりたいな」と心に誓った最終日でした。
今後もギャラリー丸美京屋を使った企画をして行きたいと思いますので、
よろしくお願い致します。

そして、ありがとうございました。

料理はおなかを満たすもの、手作りの器はこころを満たすもの。目黒区下目黒2-9-24CERAMIC ROOM teto:山手線他 「目黒駅」徒歩10分